2010年9月13日月曜日

Impact from Bach ~バッハとデジタル~












































「仙台クラシックフェスティバル2010」非公認イベント
クラシック音楽とクラブミュージック
一見、対極にありそうな2つのジャンルを結びつけるヒントは「デジタル」

常に新しい技法を模索し、変貌してきたクラシック音楽。
その中でもバッハの作品は音楽様式や語法、奏法を学ぶにあたり、現代でも欠かす事が出来ないものが多く、
バッハほど後世の音楽に大きな影響を与えている作曲家はいないのではないでしょうか。
この事は現代のデジタルを基盤にした音楽にも当てはまり、あまり知られていないことですが、デジタル、
電子音楽を最初に生み出したのは、まさにバッハの流れを汲むクラシック音楽です。
今回のSC3カフェでは、ピアニストの伊藤憲孝氏、作曲・ライブ・DJ等幅広く活動を行っている竹村安司氏のお二人を
お招きし、クラブミュージックの源流とも言えるバッハの音楽が、時代の流れの中でどのように変貌してきたか、
そして今後の音楽の流れ行く先は何処なのかなどについて、ピアノとコンピューターの実演を交えながらお話していただきます。


■日時 平成22年10月3日(日)

■会場 noLa(仙台市青葉区錦町1-5-1)

■時間 ①13:00~14:00、②15:00~16:00 ※①と②とも同じ内容になります。

■参加費 無料(要事前申込)

■定員 各回35名(入替制)

■出演
 伊藤憲孝(ピアニスト/福山平成大学・エリザベト音楽大学講師)

 竹村安司(作曲家/ギタリスト/DJ)

■内容
 バッハからデジタル、電子音楽への流れについて実演を交えながら、解説していただきます。
 (1)パフォーマンス(実演)
  ・バッハ/平均律クラヴィーア曲集より(ピアノ)
  ・バッハ/ブラームス編/シャコンヌ<左手のための>(ピアノ)
  ・バッハ/ゴールドベルク変奏曲~アリア(ピアノ×PC、ライブエレクトロニクス)
   ピアノとコンピューターで新たな変奏曲として演奏します。
  ・久保摩耶子/バッハ変奏曲 II(ピアノ×PC、ライブエレクトロニクス×テープ)
   バッハ(BACH)の名からB=♭シ A=ラ C=ド H=シの音程のみを使い、電子音や声が録音されたテープを
   再生しながら即興演奏を行います。
 (2)レクチャー(解説)
  バッハからデジタル、電子音楽への流れなどについて解説していただきます。

■主催 仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム http://www.sendai-c3.jp/ 

■協力 クリエイティブ関連都市型フェスティバル調査研究会(FesLab) http://feslab.net/

■お申し込み・お問い合わせ
参加希望の方は、氏名、職業(所属)、連絡先、参加を希望する時間(①13:00~14:00又は②15:00~16:00)を
下記までお知らせ下さい。どちらの時間帯でも構わない場合は、その旨をお知らせ下さい。
仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム事務局(仙台市経済局産業振興課内)
電話:022-214-8263 E-mail:sendai-c3@city.sendai.jp 

■出演者プロフィール

伊藤憲孝(ピアニスト/福山平成大学・エリザベト音楽大学講師)
1978年生まれ。(財)広島国際文化財団より中村音楽奨学金を授与され渡欧し、ドイツ・ベルリン"ハンス・アイスラー"音楽大学を卒業。イタリアで行なわれた第18回"チタ・ディ・ヴァレンチノ"国際コンクールで第1位を受賞。日本国内主要都市をはじめ、ドイツ、オランダ、オーストリア、スロヴァキア、イタリア、セルビア、韓国など世界各国で演奏を行なっており、その演奏は「・・・彼は、大変繊細なピアノを弾く。音色も美しく、弱奏から強奏まで表情豊かであった。(中略)それにしても将来が楽しみな逸材には間違いない・・・」(音楽の友2010年4月号)など好評をもって迎えられている。またベルリン・ブランデンブルク放送 、広島FM、かわさきFM、FMはつかいち、FMふくやま、尾道FMなどで、多くの演奏がラジオ放送されている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団をはじめ国内外のオーケストラとの共演、また室内楽奏者として、サイトウ・キネン・オーケストラ、香港シンフォニエッタ各奏者との共演、ウィーン国立音楽大学教授R・ランダッハー女史、ウィーン市立音楽院教授J・クロプフィッチュ氏とのデュオなど、活発に活動を行なっている。
 録音においては、ベートーヴェン/リスト:交響曲第7番とコリリアーノ:オスティナートによる幻想曲を収録したCDをリリースし、日本経済新聞、音楽現代、レコード芸術等各紙で取り上げられた。これまでにピアノを島田長子、広沢久美子、故ハリーナ=チェルニー・ステファンスカ、ヤン=マリス・ハウ ング、ミハエル・エンドレスの各氏に、指揮を故岡部守弘氏に師事。福山平成大学講師、エリザベト音楽大学非常勤講師。


竹村安司(作曲家、ギタリスト、DJ)

エリザベト音楽大学器楽学科クラシックギター科を卒業。同大学の研究課程を修了。クラシックギターを佐藤紀雄、徳武正和、松居孝行の各師に師事。ジャズギターを故岩本貢氏に師事。イタリアにてオスカー・ギリア氏のマスタークラスを受講。クラシックギターでの演奏活動はもとより、現代曲を中心に演奏を行うアンサンブル「TOY」の主宰や、DJとの競演、フリーインプロヴィゼーションを行う。2008年ダンス・ポップスユニットweekendersに参加。同年、オリジナルアルバムを発表。blanc.、Lori Fine(COLDFEET)、スウェーデンからSTALKER STUDIO(IRMA RECORDS)等のヴォーカルを迎え、完成された作品は音楽関係者から高い評価を受ける。同作品は韓国でのリリースもされる。2008年~2009年にかけて、作曲/アレンジを行ったTAKUYA TOKYO「Shine」はiTunesダンスチャート2位、リミキサーとして参加したCOLDFEET 「TEN remixes vol. 1」では iTunesダンスチャート1位、MOSH UNDER THE SUN 「Dance in the DISCO」では同チャート2位を記録。その他、多数の楽曲でiTunesトップチャートを記録している。2010年は、Cargo等数多くのアーティストの作品へ参加。テレビ番組のテーマ曲、番組内での楽曲使用、FM横浜開局25周年記念のサウンドステッカーの制作、CM楽曲提供やラップトップでのライブ、DJ等、幅広い活動を行っている。
 
 
 
※このイベントは、同日に仙台市内で開催される「仙台クラシックフェスティバル2010(せんくら)」に併せて、SC3が開催する非公認イベントです。

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